初心者も必ず弾ける楽譜を作りました。
「パッヘルベルのカノン」は大人になってピアノを始めた方の中でも大人気曲です。明るく、ゆったりとした心地良く素敵な曲。途中から右手はたくさん動くし、左手はどうしたらいいのか?と考え、左手は4小節だけ弾ければ全て弾けるアレンジにしました。まずはYouTube動画で聞いてみて下さい。
OTO
「カノン」って何?
「パッヘルベルのカノン」 作曲家 ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel/1653年-1706年)の作曲した曲です。パッヘルベルの曲の中で一番有名ではないでしょうか。
パッヘルベルはドイツの作曲家、バロック時代に活躍しました。パッヘルベルはバッハのお兄さんに音楽を教えていたそうです。
「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」の第1曲です。 カノンは、主声部のフレーズを第2声部、第3声部の対位法的なものを指します。 主題が追っかけっこしているような形です。
ピアノ初心者も弾ける?
YouTube動画はこの楽譜をそのまま弾いています。下の楽譜を見ると「難しい?弾けるの?」となりそうですね。でもここは一番かっこいい箇所、 右手の練習は動く指作りにもいいエクササイズになります!
楽譜には指番号を記入しましたが、フレーズが途切れなければ変更しても問題ありません。指番号を変更した時に注意することは、「何回弾いても必ず同じ指で弾く事」「弾くたびに指使いが変わるのは弾けていない」という事になります。
「この指で弾きたいなぁ」と思った時は、楽譜に書き込んでおくのが良いと思います。楽譜の難易度、レベルですが、バイエルの50番程度が弾ける方向けです。
こちらの楽譜では、左手は4小節のみ練習すれば最後まで全部弾けます。
まずは左手を練習して、右手を練習することをすすめています。
この楽譜が曲の始め部分です。「弾けるかも?」という楽譜ですよね。左手は1段目、2段目とも同じのがわかります。これが最後まで続きます。
指づかいは少し変えていただいても大丈夫です。(実際に弾いた方から弾きづらいので変えたいと言われました…)ただ、ピアノらしい指番号(運指)としてはこのようになります。
先ほどにも書きましたが、弾きやすい指番号に変えたい場合は、常にその指で弾けるように弾いて下さい。楽譜にも書き込んで下さいね。
まずはゆっくり、片手づつの練習からスタートです。1つの曲でも色々なアレンジされた楽譜があります。「この曲の楽譜は持っているけどまだ弾けない」という方が沢山いて、左手を一番シンプルにしました。
すでにお持ちの楽譜で練習されている方も、ピアノレシピ アレンジ楽譜でチャレンジする方も素敵な「パッヘルベルのカノン」をあなたのレパートリーに仕上げて下さいね。
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