バイエル前半をYouTubeを見て弾いてみる
ピアノ初心者の練習曲として有名なバイエルをYouTubeをみながら曲を理解して弾いてください。バイエル前半の20曲です。簡単な演奏アドバイスを 書きました。
バイエルとは
日本ではピアノの入門として、もっとも有名な教本です。子供の頃にピアノを習った経験のある方なら、赤色のバイエル、黄色のバイエルを弾いたことがあるはずです。昨今、子供のピアノ教本としてバイエルを使わない先生が増えていますが、ピアノの基礎、奏法を学ぶ入門書としてもちろんよい教材です。特に大人で趣味志向の方が好きな曲だけ弾きたい!と思っていたけど、やっぱり基礎もやらないといなけいな〜と思ったときに最適な教本です。
Let’s Play Beyer !
YouTubeを見てバイエル前半20曲をマスターする。バイエル前半部分で、弾きやすい曲とマスターしておいた方がよい曲、必要なピアノ奏法の観点から選曲しました。1週間に1曲、または2曲など、目標を決めて練習するのがおすすめです。
バイエル前半 Step1
OTO
バイエル12番:
右手「ド」の位置と左手「ド」の位置を確認
バイエル13番
バイエル12番の右手と似たメロディを左手で弾いていきます。
バイエル14番
前半は右手と左手が追いかけっこのように動きます。リピート(繰り返す)の記号にも気をつけて弾きましょう。
バイエル15番
7、8小節目の左手が少し難しいです。左手の「ファ」のタイミングを間違えないように気をつけて。15、16小節目も同じです。
バイエル17番:
左手がたくさん動きます。左手は「3」の指からスタートします。左手の1の指でソを多く弾きます。1の指をあまり動かないように用意して弾きましょう。
バイエルってどういう意味?
バイエルは作曲者の名前です。フェルディナント・バイエル:ドイツの作曲家です。赤いバイエル、黄色いバイエルは、フェルディナント・バイエルが作曲した曲の教本ということです。
バイエル18番:
左手は2音同時に弾きます。この曲は3拍子です。1、2、3と拍を感じながら弾きましょう。
バイエル19番:
3拍子の曲です。右手も左手も動くので、まずは片手づつ練習してから両手を合わせましょう。片手練習するときは、やや苦手な左手から練習することがおすすめです。
OTO
バイエル21番:
右手は高い方の「ミ」からスタートします。左手が伴奏でたくさん動きます。まず左手から練習して両手で合わせましょう。
バイエル23番:
4小節が1まとまりになって曲です。右手も左手も同じ音量のバランスで聞こえてくるように弾いてみましょう。
バイエル24番:
左手がたくさん動きます。まずは左手から練習して、右手を練習、片手ができれば両手で合わせましょう。
OTO
ファイトーです!
バイエル26番:
左手の7、8小節目が間違えやすいので、楽譜を確かめて、まずは左の片手練習からスタート。以前練習した曲も復習で弾いてみるのも上達の鍵です。
バイエル29番:
右手の2→3小節目の頭、左手の1→2小節目の頭にタイがあります。タイ=高さが同じ音である2つの音を結んだものです。結ばれた後ろの音は弾き直しません。1拍分を休符(うん)だと思って弾くとよいです。
バイエル30番:
左手に今までに練習した要素が入っています。まずは左手の片手練習からはじめるのがよいでしょう。
バイエル35番:
左手に少し低い音が加わってきます。左手4小節目、8小節目に低い音が新しく出てきます。そして、左手の最初の音「ド」を2の指から始めます。左手に気をつけて弾きましょう。
バイエル38番:
3拍子の曲です。右手の最初の音は「ソ」です。1の指から弾きます。左手は「シ」からスタートです。はじめの指番号を間違うと弾けなくなってしまう曲です。まずは左右の最初の音と指番号をチェック。
バイエル45番:
8分音符が登場です。4分音符=8分音符2つです。左手の3小節目などにはタイもあります。ゆっくりと練習していきましょう。
バイエル46番:
少し長めの曲らしい1曲です。繰り返し記号にも注意して弾きましょう。かっこ1のところまで弾いたら、次はリピート記号のある小節まで戻ります。そして、かっこ1の1小節は弾かずにとばし、かっこ2の小節(最後の小節)に入り終わります。
バイエル48番:
3拍子の曲です。右手の1小節目と2小節目は音符は違いますが同じリズムです。曲をよく聞いてから練習するのがよいです。左手と合わせるのが少し難しいです。両手をいきなり合わせず、片手練習をしてから合わせましょう。左手を弾きながら右手のメロディを歌ってみるのがよい練習になります。
バイエル50番
3拍子の曲です。左手は主に伴奏の形です。右手のメロディとの音量バランスを考えながら弾いてください。
OTO
バイエル前半が修了です。
次は引き続き後半も弾いてみてくださいね。
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