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ピアノ初心者のサプライズ演奏でTVに出演した人

ピアノレシピ/ピアノlesson room /目黒区ピアノ教室

「エリーゼのために」の演奏をご主人に捧げる

 

ピアノを全く弾いたことのないミサコさん

ご主人の喜寿のお祝いにサプライズ演奏をする!という素敵な企画

その期間は1週間!

ご主人を驚かせるために思い出のドレスを着て、全く弾けないピアノをレストランで披露する。曲は、ベートベン作曲「エリーゼのために」原曲の46小節。

 

ピアノレシピのKindle出版「7日間で弾く『エリーゼのために』」を弾く

 

テレビ東京「◯◯式って効くの?」という番組で、この「エリーゼのために」は、本当に弾けるの?怪しいな~っという事で。7日間、実際に検証されることになりました。そこで、「ピアノをサプライズ演奏してみたい!」と願っていた方が選ばれ、7日間練習後に「エリーゼのために」を発表することになりました。

 

こんな難しい曲を7日間で弾けるなんて怪しいな

 

あの有名な「エリーゼのために」なんて弾けないでしょ!と言われる・・・。

使用した本はこのKindle本。Amazonの電子書籍です。

実際に80代の女性が弾いた方法を1冊に書いたものです。

「エリーゼのために」の一番有名な部分は、両手で弾くのですが、右手と左手を同時に合わせる箇所がなく、交互に弾くので、初心者にも弾けるのです。

 

K:本当に弾けるの?怪しすぎるー

「じゅあ、本当にこの方が弾けるか確かめますよ」

ご主人に「エリーゼのために」を内緒で、サプライズ演奏したいという方ですよ。

A:大丈夫です!

 

演奏体験者は67歳のピアノ経験0

 

67歳の女性ミサコさん、ピアノ経験は0、指使い、弾き方・・・ピアノを何もご存知ない方。ご主人の77歳、喜寿のお祝いにサプライズすることに。

K:「これ弾けますか?」

M:「絶対無理ーそんなの弾けないー」

A:「え?」

鍵盤で「ド」の位置を確認

最初の音、高い「ミ」を確認

指番号を確認「12345」

楽譜の指番号を確認

秘密の指体操「てぬぐい体操」を伝授

歌詞をつけて弾く

 

ピアノをお持ちでなかったので、うちにある電子ピアノをお貸しする。毎日のプランを説明し、ご自宅でKindle本を見ながら練習することに。

ミサコさん、7日間密着のこのお話は突然きたらしい。同窓会とか、アルバイトとか、お食事会とか、過密なスケジュール。まじですか(汗)

 

本番の日

 

ミサコさん、7日間、がんばって練習する。ディレクターは7日間、密着して練習風景を撮影。本番前日はうちで、ドレスも着てリハーサル。照明やマイクやカメラも気にならないご様子。動じないこの度胸にリスペクト。「ドレスには何色のパンプスがいいかしら?」と聞かれた・・・。何色でもたぶん映らないですけど・・・いちようアドバイス。

本番は、レストランで演奏。知り合いの方にレストランのお食事招待券をいただいたと話していて、時間になったら駅までご主人を迎えにいくという流れ。演奏前に密着されながら、ご主人を誘導し、席についたらメニューをオーダー、そして、ドレスに着替えるという大役。なんなくクリア。

 

K:いよいよ本番ですよ。

M:できるかなー

A:がんばってー

 

まずは、ご主人に向けて、感謝のお手紙を読んで。

涙涙の感動でした。

こんな熟年のカップルがいらっしゃるのね。

 

曲につけた歌詞を心で歌いながら弾く

 

M:あなたを愛してる、今度も会えたら。

またあなたを愛してる一緒にいましょね。

それがね、二人の運命だからね。

またあなたを愛してる、今度も会えたら。

またあなたを愛してる一緒にいましょね。

 

こんな歌詞を「エリーゼのために」につけられていました。すごいな、愛!

 

 

サプライズ演奏の感動

 

愛するご主人の喜ぶ顔を見るために頑張って練習する姿はとても感動的でした。ご主人の喜ばれる表情も素敵でした。今回はTVの撮影もあったので、プレッシャーは凄かったはずです。全くピアノを弾いたことない人が頑張って演奏する姿は感動を与えます。

ピアノを習っている方より、良い意味で、怖いもの知らずで弾けたような気がします。「間違ってはいけない、上手に弾きたい」というより、「ドレス似合っているかしら?」の方に気が向いている方がリラックスして良い演奏ができるのかもしれません。

 

心の残りは、児嶋さんに「大島さん」と返せなかった事。すみません。

 

おおしまさん!

 

 

人前で演奏する経験で自信がもているようになる。ピアノを弾くことに自信を持つことが上達の鍵でです。ハードルは高いけど、時間がかかっても少しづつ前進して。

  1. 自分の演奏を録音してみる
  2. 自分の演奏姿を動画で撮ってみる
  3. 小さな発表会に出てみる
  4. 少し大きな演奏会に出てみる
  5. 誰かのために弾く

録音するとき、ちょっとした緊張感がうまれます。これに慣れていくと人前で弾くことにもつながります。1つ1つ目標をクリアにしていくことはピアノの楽しみにつながます。